データをインポートしてカスタムリストを作成する
ディスプレイ広告では、広告主様が保有している顧客データをインポートできます。インポートしたデータは、Yahoo! JAPANの登録データと照合し、カスタムリストとして広告配信に利用できます。
顧客データをインポートしたカスタムリストを利用すると、既存の顧客や資料請求などを行った興味関心の高いユーザーへの配信が可能となります。また、自社サイトへの訪問がないユーザーへもアプローチできます。
インポートできる顧客データは以下のとおりです。
- アプリ用広告識別子(IDFAまたはAAID)
- ハッシュ化されたメールアドレス
- ご注意
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- メールアドレスのインポートにはハッシュ化が必須です。事前にハッシュ化を実施してください。 ハッシュ化されていないメールアドレスをインポートした場合、カスタムリストが正しく作成できず広告配信ができません。
- ハッシュ化を実施する際にはソルト値が必要です。ソルト値については専用フォームから申請をお願いします。詳しくは「ハッシュ化に必要なソルト値の申請フォームについて 」を参照してください。また、メールアドレスのハッシュ化についてはサポート対象外です。ご了承ください。
- アプリ用広告識別子 (IDFA、AAID) をアップロードする際は、その時点で対象の顧客がオプトアウトしていないことを確認してください。その時点でオプトアウトしていた場合は、過去に取得したアプリ用広告識別子であってもアップロードしないでください。
- 現在、Yahoo! DMPなどのデータ連携ツールを利用してデータ連携を実施している場合は、引き続きデータ連携ツールをご利用ください。データ連携ツールの利用については「リストデータを連携してターゲティングを行う 」を参照してください。
インポートできるファイル形式
インポートするデータは以下のファイル形式で用意してください。
ファイル形式 | テキストファイル(.txt)をzip形式で圧縮する |
文字コード | UTF-8(BOMなし)、Shift-JIS ※ファイルには半角英数記号以外は含まない |
改行コード | LF、CRLF |
ファイルサイズの上限 | 200MBまで |
データ数 | 件数に制限はありませんがファイルサイズ上限以下でおさまるようにしてください。 |
ファイルのサンプル
以下のファイルをダウンロードして、サンプルとしてご利用ください。
- IDFA:idfa.txt
- AAID:aaid.txt
- ハッシュ化されたメールアドレス:hashed_mailadress.txt
データをインポートしてカスタムリストを作成する
「インポートできるファイル形式」を参照して、インポートするデータのファイル(zip形式)を作成してください。
- ご注意
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- ユーザーサイズは配信可能なおおよそのユーザー数です。アップロードしたデータ数ではありません。
- インポートで作成したカスタムリストのユーザーサイズは、デフォルトリストに含まれません。
- ユーザーサイズは、ステータスが「データ取り込み完了」になった後、反映までに数時間かかる場合があります。
- インポートしたデータ数が少ない場合、リーチ数(配信対象者数)を確保できません。
- 同じターゲットリストに対して、追加でデータをインポートできます。有効期間内に再度、データをインポートしないと配信できなくなりますので、データは定期的に更新することをおすすめします。
- インポートしたデータのダウンロードはできません。
- インポートして作成したカスタムリストはディスプレイ広告(YDN)で作成したキャンペーンに対しても利用できます。ただし、YDNの広告管理ツールからインポートはできません。