ディスプレイ広告(運用型)の1日の予算と請求について
Yahoo!広告では、キャンペーンのクリック料金が「1日の予算」で設定した金額の範囲内でおさまるように、システムが自動的に広告の表示・非表示をコントロールします。ただし、より一層広告の効果を高めるため、表示機会の多い日には広告の表示頻度を上げて運用することがあります。その場合に発生したコストの請求対象について説明します。
1日の予算と請求対象
1日の予算を途中で変更する場合
掲載期間外に発生したコストの請求1日の予算と請求対象
1日の予算とは
キャンペーン単位で消化される1日あたりの広告予算は、キャンペーンの「1日の予算」項目に設定します。「1日の予算」には配信実績やプロモーションの予算に応じて、1日に消化される適切な金額を設定します。
- 「1日の予算」はキャンペーンでの設定必須です。
- 「1日の予算」は日本時間の深夜0時から午後11時59分までを「1日」として計算します。
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告の広告管理ツール上で「1日の予算」として設定、表示する金額は全て税抜きです。
1日に発生したコストの請求対象
広告の表示頻度が高い日には1日の予算を大幅に超えたコストが発生する場合もあります。ただし、その場合の請求対象は1日の予算の120%までです。
- ご注意
- 広告管理ツールのパフォーマンスデータやパフォーマンスレポートキャンペーン、広告グループ、広告などの各種パフォーマンスデータを確認するレポートです。
さらに詳しくには発生した全てのコストが表示されるため、請求金額とは異なる場合があります。 - 「1日の予算」は目安であり、超過したことによる返金を保証するものではありません。
- 「1日の予算」に設定した金額を超えて配信される理由は、何らかの要因(季節やメディアの情報などによる影響)でクリックが集中した場合のほか、「1日の予算」に対して設定した入札価格が高い場合が考えられます。これを避けるためには、「1日の予算」として十分な予算額を確保いただくこと、また、予算額とバランスのとれた入札価格を設定することをおすすめします。
- 広告管理ツールのパフォーマンスデータやパフォーマンスレポートキャンペーン、広告グループ、広告などの各種パフォーマンスデータを確認するレポートです。
1日の予算を途中で変更する場合
「1日の予算」はキャンペーン作成後の変更も可能です。1日の予算を変更すると、変更後の予算額を基に残り時間で掲載可能な金額を算出します。予算の変更後は算出された金額をもとに広告の掲載量をコントロールします。ただし、広告の表示頻度が高い日には1日の予算を大幅に超えたコストが発生する場合もあります。その場合の請求対象は以下のとおりです。
1日の請求対象=(変更前)予算額の120%まで+(変更後)掲載可能な金額の120%まで
- ご注意
- 1日の予算の変更後は、すでに発生したコストを加味せずに配信します。このため、当日の合計コストは変更後の予算額を大幅に超えて発生する場合があります。
- キャンペーン予算(日額)を大幅に下げた場合、その日の残りの時間帯は広告があまり表示されなくなる可能性があります。
1日の予算は、以下の方法で変更してください。
キャンペーン一覧画面で1日の予算を変更する
キャンペーン設定情報画面で1日の予算を変更する
掲載期間外に発生したコストの請求
ディスプレイ広告(運用型)のクリックの有効期間は24時間です。そのため、キャンペーンの掲載期間が終了した後もクリックやコストが発生する場合があります。
- 例
- ユーザーが画面を表示したまま時間が経過し、掲載期間が終了した後に広告をクリックした場合など
ただし、掲載期間の終了後に発生したコストは請求対象外です。
- ご注意
- 広告管理ツールのパフォーマンスデータやパフォーマンスレポートには、掲載期間外に発生したクリックやコストも表示されるため、請求金額とは異なる場合があります。