フリークエンシーキャップについて
フリークエンシーキャップとは、1人のユーザーに対して広告を表示する回数の上限のことです。
フリークエンシーキャップを設定することで、ユニークユーザーあたりの接触頻度をコントロール(フリークエンシーコントロール)できます。
フリークエンシーコントロール機能については、「フリークエンシーコントロール機能」を参照してください。
フリークエンシーキャップを設定するには、期間、回数、階層を指定します。各項目の詳細については、下記表を参照してください。
設定項目 | 項目説明 | 設定内容 |
期間 | 広告の配信回数が制御される期間 | ・月:1日~月末日 ・週:月曜(0:00)~日曜(23:59) ・日:0:00~23:59 |
回数 | 1ユニークユーザーに対して広告を配信する回数の上限 | 1~99999回 |
階層 | 広告の配信回数を制御する階層 | ・キャンペーン ・広告グループ ・広告 |
フリークエンシーキャップはキャンペーン作成画面、または各種一覧画面から設定できます。設定した内容は、キャンペーン設定情報の編集画面、または各種一覧画面から編集できます。
設定手順の詳細については、以下のページを参照してください。
キャンペーンの作成
キャンペーンの設定情報の編集
キャンペーン一覧から設定を編集する
広告グループ一覧から設定を編集する
広告一覧から設定を編集する
また、フリークエンシーの実績はフリークエンシーレポートで確認できます。
詳細は、「フリークエンシーレポート」を参照してください。
- ヒント
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- フリークエンシーキャップは、1キャンペーンにつき1つのみ設定できます。複数設定することはできません。
- フリークエンシーキャップの設定を変更すると、変更内容は同一キャンペーン内すべての階層に反映されます。
- フリークエンシーコントロール機能はCookie情報をもとに広告の配信を制御しています。そのため、訪問者(インターネットユーザー)のブラウザーがCookieを受け入れない設定の場合は配信の制御の対象外となり、当該ユーザーへの広告表示データはフリークエンシーレポートの実績値には含まれませんので、ご注意ください。
■フリークエンシーキャップの設定例
<設定例1>
期間:月単位
回数:5回
階層:キャンペーン
→1ユニークユーザーに対して、同一キャンペーンの広告を1カ月の間に5回まで配信します。
ユーザーAに対して、今月すでにキャンペーン1の広告(広告1~4)が5回配信された。
- キャンペーン1の広告(広告1~4)は、今月中はもうユーザーAには配信されない(上限回数に達したため)。
<設定例2>
期間:週単位
回数:5回
階層:広告グループ
→1ユニークユーザーに対して、同一広告グループの広告を1週間の間に5回まで配信します。
ユーザーAに対して、今週すでに広告グループ1の広告(広告1~2)が5回、広告グループ2の広告(広告3~4)が4回配信された。
- 広告グループ1の広告(広告1~2)は、今週中はもうユーザーAには配信されない(上限回数に達したため)。
- 広告グループ2の広告(広告3~4)は、今週中にあと1回ユーザーAに配信される可能性がある。
<設定例3>
期間:日単位
回数:5回
階層:広告
→1ユニークユーザーに対して、同一の広告を1日5回まで配信します。
ユーザーAに対して、今日すでに広告1が5回、広告2が2回、広告4が5回配信された。広告3はまだ配信されていない。
- 広告1は、今日はもうユーザーAには配信されない(上限回数に達したため)。
- 広告2は、今日あと3回ユーザーAに配信される可能性がある。
- 広告3は、今日あと5回ユーザーAに配信される可能性がある。
- 広告4は、今日はもうユーザーAには配信されない(上限回数に達したため)。
- ヒント
- 広告の配信環境の条件により、フリークエンシーキャップで設定された回数を上回って広告配信されることがあります。