サイト訪問履歴の有効期間と蓄積について
ターゲットリストを作成、編集する際に設定するサイト訪問履歴の有効期間と蓄積について説明します。
1.サイト訪問履歴の有効期間について
2.サイト訪問履歴の蓄積制御機能について
3.過去のサイト訪問者の設定について
1.サイト訪問履歴の有効期間について
サイトリターゲティングでは、ターゲットリストの有効期間を任意の期間(1日~540日間)で設定できます。これにより、指定した期間内にサイトを訪問したユーザーに対して、リターゲティングをすることが可能です。
<ターゲットリストにサイト訪問履歴の有効期間を設定したイメージ>
例1:
訪問履歴の有効期間が90日間(初期設定)の場合
例2:
訪問履歴の有効期間を90日間から60日間に変更した場合
例3:
訪問履歴の有効期間を120日間に変更した場合
- ヒント
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- 初期設定は90日間です。
- 訪問履歴の有効期間は1日から540日間までの範囲で設定可能です。
- 訪問履歴の有効期間はターゲットリスト(条件)とターゲットリスト(デフォルト)で編集できます。なお、ターゲットリスト(条件)は作成時にも設定が可能です。
- ターゲットリスト(組み合わせ)、ターゲットリスト(類似)に、訪問履歴の有効期間は設定できません。ターゲットリスト(組み合わせ)の場合は、組み合わせるターゲットリストの有効期間に準じます。
- ご注意
- 類似ユーザーは過去のサイト訪問ユーザーを基に抽出されるため、ターゲットリスト(類似)の基となるターゲットリストに設定されているサイト訪問履歴の有効期間は、類似ユーザーの抽出には影響をあたえません。
※設定条件が同じで、サイト訪問履歴の有効期間のみが異なるターゲットリストを基にターゲットリスト(類似)を複数作成しても、ターゲットリストに含まれる類似ユーザーは同じになります。
2.サイト訪問履歴の蓄積制御機能について
ターゲットリスト(デフォルト)とターゲットリスト(条件)は、サイト訪問履歴の蓄積タイミングを制御できます。
<サイト訪問履歴の蓄積設定イメージ>
サイト訪問履歴を「蓄積する」に設定すると「蓄積しない」に変更しない限り、ターゲットリストの訪問履歴は蓄積され続けます。
逆に「蓄積しない」を選択すると、「蓄積する」に変更するまで訪問履歴は蓄積されません。
サイト訪問履歴の蓄積制御機能を利用すると、特定の期間にサイトを訪問したユーザーに対して広告を配信するターゲットリストを作成できます。
過去100日以内に実績(広告の表示)が発生していないターゲットリストの「訪問履歴の蓄積」は、自動的に「蓄積しない」に変更されます。また、広告グループに関連付けられていないターゲットリストについても、100日間利用されていない場合は自動的に「蓄積しない」に変更されます。
「蓄積しない」への変更後に実績が発生した場合は、再度「蓄積する」に変更されます。また、蓄積済みの訪問履歴は、当該リストの有効期間内は保持されます。
なお、以下に該当するターゲットリストは過去100日間に実績がない場合でも「蓄積しない」に変更されません。
- 「除外対象」に利用されるターゲットリスト
- 実績のある組み合わせリストに設定されているターゲットリスト
- 実績のある類似リストに設定されているターゲットリスト
- ご注意
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- サイト訪問履歴を「蓄積しない」に設定している場合、当該期間の訪問履歴は保持していないため、後から取得することはできません。
- ターゲットリスト( デフォルト)の「訪問履歴の蓄積」が「蓄積しない」に変更された場合でも、その他のターゲットリストで過去100日以内に実績が発生していれば、その他のターゲットリストの「訪問履歴の蓄積」は「蓄積しない」に変更されません。訪問履歴は引き続き蓄積されます。
- 新規作成したターゲットリストについては、作成日から100日間は実績が発生しなくても訪問履歴が蓄積されます。
サイト訪問履歴の有効期限と蓄積設定を行う方法については、以下を参照してください。
ターゲットリストの作成とコピー
ターゲットリストの編集
ターゲットリスト管理
3.過去のサイト訪問者の設定について
ターゲットリスト(条件)の作成時、「過去の訪問者の設定」で、ターゲットリスト作成以前に蓄積されたユーザーの訪問履歴を配信対象に含めることが可能です。
「過去の訪問者の設定」を設定すると、過去最大30日間に広告主様のサイトに訪問し、かつターゲットリストの条件に一致するユーザーも対象となります。
- ご注意
- ・過去の訪問者の設定は、ターゲットリストの新規作成時のみ設定可能です。ターゲットリストの作成後は編集できません。
・訪問履歴はサイトリターゲティング用タグを設定してから蓄積されます。このため、ターゲットリストの作成以前に、広告主様のサイトにサイトリターゲティング用タグが設定されている必要があります。