サイトリターゲティングの基本的な仕組みと設定の流れ
サイトリターゲティングの基本的な仕組みと、設定のおおまかな流れは以下のとおりです。
サイトリターゲティングとは
サイトリターゲティングのしくみ
サイトリターゲティングの設定の流れサイトリターゲティングとは
サイトリターゲティングとは、過去に広告主様のサイトを訪問したことのあるユーザーが、ディスプレイ広告(YDN)の広告掲載面を閲覧している時に広告を表示するターゲティング機能です。
サイトリターゲティングを利用することで、一度サイトを訪れたユーザーに対して広告表示が可能になります。
- ヒント
- サイトリターゲティング広告を出すためには、あらかじめ、広告主様のサイトへのユーザーの訪問履歴を蓄積しておくことが大切です。
そのため、サイトリターゲティング広告を開始する前の準備として、ユーザーの訪問履歴を蓄積できるように、サイトリターゲティング用タグの取得機能とカスタムラベル設定機能を提供しております。ぜひ事前準備にご利用ください。 - サイトリターゲティングのターゲットリスト広告の配信対象(または除外対象)ユーザーを蓄積したリストです。
さらに詳しく(検索広告)
さらに詳しく(ディスプレイ広告)機能を利用して、以下のターゲティングも可能です。- アプリ内で発生したイベント情報(アプリ内におけるユーザーのアクションなど)をもとにしたターゲティング
アプリのイベント情報をもとにターゲティングを行う - 広告主様が独自で蓄積、分析をして作成したユーザーリスト(カスタムリスト)を対象としたターゲティング
カスタムリストを連携してターゲティングを行う
- アプリ内で発生したイベント情報(アプリ内におけるユーザーのアクションなど)をもとにしたターゲティング
- サイトリターゲティング広告を出すためには、あらかじめ、広告主様のサイトへのユーザーの訪問履歴を蓄積しておくことが大切です。
サイトリターゲティングのしくみ
⇒サイトを訪問したユーザーに対して、広告を表示することで、より高い広告効果が見込めます。
サイトリターゲティングの設定の流れ
- サイトリターゲティング用タグを取得する
広告主様のサイトの「プライバシーポリシー」ページを確認し、「プライバシーポリシーに必要な記載事項」が明記されていることを確認した上で、広告管理ツールでサイトリターゲティング用タグを取得します。
「プライバシーポリシー」ページに、「プライバシーポリシーに必要な記載事項」が明記されていない場合は、明記が必要です。
※なお、サイトリターゲティング用タグの取得には、アカウントの管理権限広告管理ツールを利用するための権限の一つです。アカウントに対して全ての操作が可能で、資金管理、キャンペーンや広告グループの作成や編集、ユーザーの管理や参照などを実施できます。
さらに詳しく、または登録更新権限広告管理ツールを利用するための権限の一つです。アカウントに対して、登録・編集が行える権限です。入札価格の変更、キャンペーンや広告グループの編集、広告の作成・削除などが可能です。キャンペーンの管理や広告運用などを行う利用者に対して付与します。が必要です。
サイトリターゲティング用タグの取得とサイトへの設置
プライバシーポリシーに必要な記載事項 - サイトにサイトリターゲティング用タグを設置する
サイトリターゲティング用タグを広告主様のサイトのページに設置します。
サイトリターゲティング用タグをページに設置することで、当該ページを訪問したユーザーをURL(またはURLの一部の文字列)単位でグルーピングできるため、グループ単位でサイトリターゲティング広告の配信が可能になります。
なお、URL(またはURLの一部の文字列)によるグルーピングの他に、サイトリターゲティング用タグ内に、カスタムラベルを埋め込むことで、任意のグルーピングを設定できます(カスタムラベル機能キャンペーンや広告などの入稿物に目印となる語句(ラベル)を付けて、分類やフィルタリングができる機能です。
さらに詳しく(検索広告)
さらに詳しく(YDN)
さらに詳しく(運用型))。
詳細は、以下のページを参照してください。
サイトリターゲティング用タグの取得とサイトへの設置
サイトリターゲティングのカスタムラベル機能とは- ご注意
- サイトリターゲティング用タグは、サイト内の全ページに設置することを推奨しています。タグが設置されていないページは、そのページを訪問したユーザーの閲覧履歴情報が蓄積されません。
- URLに全角文字などの2バイト文字を含むサイトの場合、サイトリターゲティング用タグを設置しても、URL(またはURLの一部の文字列)によるサイトリターゲティングはできません。ただし、カスタムラベル機能を利用することにより回避することも可能です。
- ターゲットリストの作成を行う
広告の配信対象となるユーザーのリスト(ターゲットリスト)を作成します。
ターゲットリストを作成することで、任意のユーザーグループに広告を配信できます。
ターゲットリストには、サイトのURL(またはURLの一部の文字列)や、任意で作成したカスタムラベル、参照元URLインターネットユーザーが、サイトリターゲティングタグ設置ページへアクセスする直前に、閲覧していたウェブページのURLです。ターゲットリスト作成の条件で参照元URLを利用すると、ユーザーが広告主様のサイトに訪問するルートに応じた広告の出し分けが可能になります。を指定して条件を設定できます。
ターゲットリストとは
ターゲットリストの作成とコピー - サイトリターゲティング用のキャンペーンを用意する
キャンペーンを新規で作成します。
※すでに作成済みのターゲティングのキャンペーンを使用する場合は、この手順は不要です。
キャンペーンの作成 - ターゲットリストを広告グループに設定する
3で作成したターゲットリストを、4で用意したターゲティング用キャンペーンの広告グループに設定します。これにより広告グループ内に作成した広告を、ターゲットリストのユーザーに対して配信できます。
広告グループへの設定についての詳細は、「広告グループへのターゲットリスト設定」を参照してください。
広告グループの作成- ヒント
- 配信除外設定について
ターゲットリストを使って、特定の条件に該当するユーザーには広告を配信しない設定にできます。例えば、「サイトに訪問したことのないユーザー」向けに配信したい場合、デフォルトリスト(すべての訪問ユーザー)を「除外」に設定すれば、サイトを訪問したことのあるユーザーは配信対象から除かれ、サイトを未訪問のユーザーに対して広告が配信されます。