ディスプレイ広告版キャンペーンエディター(以下、キャンペーンエディター)では、テキストファイルやテキストデータなどをインポートあらかじめキャンペーンや広告などの設定をまとめたファイルをアップロードし、複数のキャンペーンや広告などの操作を一括で実施することです。広告などを大量に作成、変更する場合に便利です。して、広告や広告グループなどの入稿情報の作成やターゲティング設定が行えます。
インポート機能で作成、編集できる項目は、以下のとおりです。
- キャンペーン
- 広告グループ
- 広告
- 各種ターゲティング設定
- 各種リストデータ
- 画像ファイル(画像、ロゴ画像、動画サムネイル)
- ラベル
- ヒント
- インポート機能では、任意の項目のみを入力したCSV(またはTSV)ファイルやテキストデータを使ってインポートができます(一部入力必須の項目があります)。項目ごとの必須項目、および入力仕様は、以下のページを参照してください。
- ご注意
- ターゲティングの設定値をインポートする場合、広告グループ単位で設定の置き換え(広告グループ配下の既存の設定を破棄し、新しい設定で上書き)が行われます。そのため、更新内容とあわせて、変更しない既存の設定内容もインポートファイルに入力しておく必要があります。
データのインポート方法は以下の2種類があります。
CSV(またはTSV)形式で作成したファイルのデータをインポート
CSV(またはTSV)形式で作成したファイルを読み込んで、キャンペーンエディター上にデータをインポートします。
インポート可能なファイル形式
- キャンペーンエディターのデータをエクスポートし、編集を加えたCSV形式のファイル
- 広告管理ツールのインポート用テンプレートファイル
- 任意の形式で作成したCSV(またはTSV)形式のファイル
- ヒント
ファイルのデータをインポートする
操作手順
- インポート対象のCSV(またはTSV)ファイルを用意します。
- メニューバーの「インポート」または「≡」メニューの「インポート」をクリックします。
・メニューバーの「インポート」

・「≡」メニューの「インポート」

- 「CSVファイルからインポート」を選択し、CSVファイルからインポート画面を開きます。
- インポートの対象を「対象の選択」からクリックします。

- ヒント
「リスト」「画像、ロゴ画像、動画サムネイル」「ラベル」については、共有ライブラリからもそれぞれインポートできます。
・リスト
共有ライブラリ画面の操作メニュー「リストデータのインポート」をクリックし、「CSVファイルからインポート」を選択します。
・画像、ロゴ画像、動画サムネイル
共有ライブラリ画面の操作メニュー「画像のインポート」をクリックし、「CSVファイルからインポート」を選択します。
・ラベル
共有ライブラリ画面の操作メニュー「ラベルのインポート」をクリックし、「CSVファイルからインポート」を選択します。
- 「対象ファイルの設定」のテキストボックス右横の「参照」ボタンを押し、手順1で用意したインポート対象のCSV(またはTSV)ファイルを選択します。

- ヒント
- 「インポート用テンプレートのダウンロード(CSV)」をクリックすると、インポートに利用できるテンプレートファイル(CSVファイル)をダウンロードできます。

- 「文字エンコードの選択」で、手順5で選択したファイルの文字エンコードを選びます。

- ヒント
初期表示時は自動で判定された「文字エンコード」が選択されます。
自動で判定された「文字エンコード」を変更する場合は、手動で選択し直してください。
- 画面左下の「プレビュー」ボタンを押します。

- インポートされる内容が表示されるので、データと項目名(列名)が適合していることを確認します。

- 適合していない場合は、該当する項目名(列名)をクリックし、正しい項目名を選択してください。
- インポートする必要のないデータの項目名(列名)は、「取り込まない」を選択してください。
- その他、必要な項目を設定します。

(1)インポート方法のオプション
データのインポート方法を以下の3つより選択します。
- 名称項目をキーに既存のデータを編集:名称項目をキーにして既存データを編集し、キー項目が一致するデータがない場合は新規作成します。
- ID項目をキーに既存のデータを編集:IDの項目をキーにして既存データを編集し、キー項目が一致するデータがない場合は新規作成します。
- 編集せず、新規作成:既存データは編集せず、すべて新規作成します。
(2)項目名一覧
キャンペーンやターゲティング設定など、作成するコンポーネントの種別ごとに必要な項目の一覧を表示します。
- ヒント
- 項目名(列名)のプルダウンリストで選択済みの項目は太字で表示されます。
- 項目名(列名)のプルダウンリストで未選択の項目は灰色の文字で表示されます。
- 項目名(列名)のプルダウンリストで、同じ項目が重複して選択されている場合は、赤色の太字で表示されます。
- 「インポート」ボタンを押します。
- エラーの内容やインポート件数を確認します。

(1)インポート可能件数とエラー内容の確認
読み込まれたデータのうち、インポートできないデータの一覧とエラー内容をCSVファイルでダウンロードできます。
(2)インポートデータ件数の一覧
インポートするデータ、およびインポートできないデータの件数を、コンポーネントの種類ごとに表示します。 - 問題なければ「インポート」ボタンを押します。
- キャンペーンエディターに「編集中」のステータスでデータが作成されます。
編集内容にエラーがある場合は「入力値エラー」のステータスになります。 - キャンペーンエディターのデータを広告管理ツールへアップロードします。
キャンペーンエディターで作成した広告は、アップロードすることで、広告管理ツールへの反映が完了します。アップロードの詳細な手順については、「データのアップロード」を参照してください。
テキストデータをインポート
クリップボードに保存されたテキストデータをキャンペーンエディター画面に貼り付けて、テキストデータをインポートします。
- ヒント
- クリップボードとは
コンピューター上で範囲選択したテキストデータなどをコピーして、一時的に保存しておくための機能です。たとえばCSVファイルにあるデータの一部だけをインポートする場合は、クリップボードにコピーしたデータをキャンペーンエディターに貼り付けてそのままインポートできます。インポート用にファイルを作り直す必要がありません。
テキストデータをインポートする