サイトリターゲティングを設定する場合は、作成したターゲットリストをキャンペーンまたは広告グループに関連付ける必要があります。関連付けを行うことでターゲットリストのユーザーを広告の配信対象としたり、除外対象としたりすることが可能です。
- ヒント
- キャンペーンに関連付けられるターゲットリストの上限数
-
- 1アカウントにつき、ターゲットリストの関連付け数と以下の総数が最大95万個まで
- キャンペーンに設定した対象外キーワードの個数
- 地域ターゲティング/曜日・時間帯ターゲティング/デバイスターゲティングの設定個数
- 1キャンペーンにつき、ターゲットリストの関連付け数と以下の総数が最大5,000個まで
- 「対象外キーワードツール」で設定した対象外キーワードの個数
- 地域ターゲティング/曜日・時間帯ターゲティング/デバイスターゲティングの設定個数
- 動的検索連動型広告のターゲット設定(除外)の個数
- 広告グループに関連付けられるターゲットリストの上限数
-
- 1アカウントにつき、ターゲットリストの関連付け数と以下の総数が最大5万個まで
- キーワードの個数
- 「対象外キーワードツール」で広告グループに設定した対象外キーワードの個数
- 動的検索連動型広告のターゲット設定(配信・除外)の個数
- 1広告グループにつき、ターゲットリストの関連付け数と以下の総数が最大2,000個まで
- キーワードの個数
- 「対象外キーワードツール」で設定した対象外キーワードの個数
- 動的検索連動型広告のターゲット設定(配信・除外)の個数
- ターゲットリストを「配信」で関連付ける場合は、キャンペーンまたはその配下の広告グループのどちらか一方にのみ設定できます。
- 1キャンペーンおよび1広告グループに対し、1つのターゲットリストを「配信」と「除外」の両方で関連付けることはできません。
- 1キャンペーン、または1広告グループに対し複数のターゲットリストを関連付けた場合、ターゲットリストは「OR条件」での組み合わせです。
■設定イメージ
<キャンペーンとその配下の広告グループにターゲットリストを関連付けた場合>
キャンペーンとその配下の広告グループにターゲットリストが関連付けられている場合は、キャンペーンと広告グループの関連付けの設定を掛け合わせた結果が設定に反映されます。
キャンペーン:
ターゲットリスト1を除外対象に設定
広告グループ:
ターゲットリスト2を配信対象に設定
ターゲットリスト3を除外対象に設定
※配信対象ユーザーは「全ユーザー」に設定

→上記の例の場合、広告グループ配下の広告はユーザーA、ユーザーEに配信されます。
<広告グループに複数のターゲットリストを関連付けた場合>
ターゲットリストを広告グループの配信対象に設定した場合、そのターゲットリストに含まれる配信対象ユーザーに対する入札価格調整率の設定が可能です。
ターゲットリストの入札価格調整率と配信対象ユーザーの設定
広告グループ:
ターゲットリスト1(入札価格調整率10%)を配信対象に設定
ターゲットリスト2(入札価格調整率50%)を配信対象に設定
ターゲットリスト3を除外対象に設定
※配信対象ユーザーは「全ユーザー」に設定

→上記の例の場合、広告グループ配下の広告はターゲットリスト3のユーザー以外すべてに配信されますが、ターゲットリスト1と2の配信対象ユーザーにはそれぞれの入札価格調整率が適用されます。
■操作手順
ターゲットリストの関連付けを設定、編集、解除する手順は以下のとおりです。
ターゲットリストの関連付けの設定
操作手順
- 広告管理ツールの「検索広告」タブをクリック
- 「アカウント一覧」から当該アカウントをクリック
- 「ツール」タブの矢印(▼)をクリックしてプルダウンメニューから「ターゲットリスト管理」をクリック
または「ツール」タブをクリックし、「ツール一覧」画面で「ターゲットリスト管理」をクリック
・ターゲットリストのアカウント間共有機能を利用し、ターゲットリストグループ用のターゲットリストを関連付ける場合は「ターゲットリストグループのリスト」をクリック(※1)
- 関連付けを行うターゲットリストは、設定済みのものも含めてすべてチェックを入れる
- ご注意
-
・ターゲットリストの関連付けは、既存の設定を上書きして更新します。設定を変更する場合は、現在設定済みのターゲットリストも含め、関連付けるすべてのターゲットリストにチェックを入れてください。

・「訪問履歴の蓄積」が「蓄積しない」に設定されているターゲットリストをキャンペーン、または広告グループに関連付けた場合、正しく配信されない可能性があります。
・ターゲットリスト作成が完了した直後にキャンペーン、または広告グループに関連付けた場合、設定が完了せずエラーになる可能性があります。エラーになった場合は、時間をおいてから設定を行ってください。
・ターゲットリストをキャンペーン、および広告グループに関連付け設定した際の初期設定値は以下のとおりです。
-ターゲットリストの入札価格調整率:0%
-配信対象ユーザー:全ユーザー
※2018年2月27日以前に作成済みのキャンペーン、および広告グループにターゲットリストを関連付けた場合の配信対象ユーザーの初期設定は、「ターゲットリストのユーザー」です。
- [関連付けの設定]ボタンを押し、プルダウンメニューから「広告グループに設定(配信)」「広告グループに設定(除外)」「キャンペーンに設定(配信)」「キャンペーンに設定(除外)」のいずれかを選択
※ターゲットリストを「配信」で関連付ける場合は、キャンペーンまたはその配下の広告グループのどちらか一方にのみ設定できます。

・広告グループに設定(配信)
ターゲットリストのユーザーに、選択した広告グループ配下の広告を配信します。
・広告グループに設定(除外)
ターゲットリストのユーザーには、選択した広告グループ配下の広告を配信しません。
・キャンペーンに設定(配信)
ターゲットリストのユーザーに、選択したキャンペーン配下の広告を配信します。
・キャンペーンに設定(除外)
ターゲットリストのユーザーには、選択したキャンペーン配下の広告を配信しません。
- ヒント
- 配信対象に設定した場合、広告の配信対象ユーザーと入札価格調整率を設定できます。
ターゲットリストの入札価格調整率と配信対象ユーザーの設定
- 関連付けの設定画面が表示される
「ターゲットリスト管理」画面でチェックを入れたターゲットリストが選択された状態で表示されます。

※画像はサンプルです。選択した項目によって表示される画面が異なります。
- 関連付けるターゲットリストを変更する場合は、[ターゲットリストを選択]ボタンを押す
- ヒント
- ・アカウント個別のターゲットリストを関連付ける場合は「アカウントのリスト」をクリックしてください。ターゲットリストのアカウント間共有機能を利用してターゲットリストグループ用のターゲットリストを関連付ける場合は「ターゲットリストグループのリスト」をクリックしてください。(※1)
・ターゲットリストは複数選択できます。選択が完了したら[設定]ボタンを押してください。

- 関連付けるキャンペーン、広告グループを選択
- [設定]ボタンを押す
※1:ターゲットリストのアカウント間共有機能は、主にYahoo!マーケティングソリューション パートナー(広告会社・代理店)管理のお客様に対して段階的に提供いたします。機能の詳細は、「ターゲットリストのアカウント間共有について」を参照してください。
ターゲットリストの関連付けの確認
操作手順
- 広告管理ツールの「検索広告」タブをクリック
- 「アカウント一覧」から当該アカウントをクリック
- 「ターゲティング」サブタブをクリックし、「ターゲットリスト」をクリック
- 「広告グループへの関連付け一覧」と、「キャンペーンへの関連付け一覧」が表示される
- ヒント
-
「ターゲットリスト」画面では以下の項目が編集できます。
-配信対象ユーザー
-関連付けの設定
-入札価格調整率
※「配信対象ユーザー」はターゲットリストごとではなく、関連付けたキャンペーン、および広告グループに対する設定項目です。そのため、設定を変更した場合、対象のキャンペーン、および広告グループの関連付けすべてに対して同様の変更が反映されます。

- ご注意
-
配信対象ユーザーと入札価格調整率の項目は、関連付けの設定が「配信として設定」の場合のみ設定可能な項目です。そのため、関連付けの設定を「配信として設定」から「除外として設定」に変更した場合、自動的に配信対象ユーザーと入札価格調整率の項目は空欄となります。
ターゲットリストの関連付けの解除
操作手順
- 広告管理ツールの「検索広告」タブをクリック
- 「アカウント一覧」から当該アカウントをクリック
- 「ターゲティング」サブタブをクリックし、「ターゲットリスト」をクリック
- 「広告グループへの関連付け一覧」と、「キャンペーンへの関連付け一覧」が表示される
- 解除する関連付けの設定にチェックを入れる
- [編集]ボタンを押し、「選択したターゲットリストの関連付けを解除」を選択する
- 確認画面が表示されるので、解除する場合は[解除]ボタンを押す