ページ上部とページ最上部への広告掲載について
検索広告では、パフォーマンスデータ、およびパフォーマンスレポートキャンペーン、広告グループ、広告などの各種パフォーマンスデータを確認するレポートです。
さらに詳しくで、「ページ上部」と「ページ最上部」への広告掲載に関連する指標(インプレッションシェア広告表示機会の総数に対して、実際に広告が表示された回数の割合です。
さらに詳しく(検索広告)
さらに詳しく(ディスプレイ広告)など)を確認できます。ページ上部、ページ最上部とは
関連する指標について
各指標の確認方法ページ上部、ページ最上部とは
検索結果ページのオーガニック検索の検索結果より上にある広告掲載枠のうち、以下の部分を指します。
関連する指標について
パフォーマンスデータ、およびパフォーマンスレポートで確認できる、「ページ上部」と「ページ最上部」への広告掲載に関連する指標は以下の通りです。
関連指標の項目名 説明 インプレッションにおけるページ上部の割合 インプレッション(広告表示回数)のうち、ページ上部もしくは最上部に表示された割合 インプレッションにおけるページ最上部の割合 この2つの項目では、実際に広告が表示された数のうち、ページ上部もしくは最上部に掲載された割合を確認できます。
例:
(1)「インプレッションにおけるページ上部の割合」が50%
→インプレッション数広告が表示された回数を指します。広告が4回表示された場合、インプレッション数は「4」です。が100回のとき、ページ上部に広告が表示された回数が50回だった。(2)「インプレッションにおけるページ最上部の割合」が30%
→インプレッション数が100回のとき、ページ最上部に広告が表示された回数が30回だった。
ページ上部のインプレッションシェア ページ上部に表示される可能性のあった回数(※)のうち、ページ上部もしくは最上部に表示された割合 ページ最上部のインプレッションシェア この2つの項目では、上位掲載の可能性をどのくらい逃しているのか、どのくらい改善の余地があるのかを確認できます。
例:
(3)「ページ上部のインプレッションシェア」が50%
→ページ上部に表示される可能性のあった回数が80回のとき、ページ上部に広告が表示された回数が40回だった。
→上位掲載の可能性を半分(50%)逃していることが分かります。「ページ上部のインプレッション損失率広告表示機会の総数に対して、広告が表示されなかった回数の割合です。
さらに詳しく」で原因を確認し、対策を検討できます。(4)「ページ最上部のインプレッションシェア」が25%
→ページ上部に表示される可能性のあった回数が80回のとき、ページ上部に広告が表示された回数が40回、ページ最上部に広告が表示された回数が20回だった。
→ページ上部に掲載された広告(40回)のうち、最上部への掲載は半数(20回)だったことが分かります。「ページ最上部のインプレッション損失率」で原因を確認し、ページ最上部への表示回数を増やすよう対策を検討できます。
- ヒント
- ※「ページ上部に表示される可能性のあった回数」とは
- 「予算や掲載順位広告が掲載面に表示される順位です。広告の掲載順位は、オークションランクに基づいて決定します。
さらに詳しく(オークションランク広告の掲載順位を決定する要素です。広告の入札価格と広告の品質に基づいて算出されます。
さらに詳しく(検索広告)
さらに詳しく(ディスプレイ広告))が高ければ、広告がページ上部に表示されていた可能性があった回数」を指します。 - 以下の図で示す、a、b、cが「ページ上部に表示される可能性のあった回数」に含まれます。
- a. ページ上部に広告が表示された数
- b. ぺージ上部には広告が表示されなかったが、予算や掲載順位が高ければページ上部に表示される可能性があった数
- c. 広告は表示されなかったが、予算や掲載順位が高ければページ上部に表示される可能性があった数_
- 掲載順位(オークションランク)については、以下のページを参照してください。
掲載順位の決定方法
ページ上部のインプレッション損失率(掲載順位) | ページ上部に表示される可能性のあった回数(※)のうち、掲載順位の低さが原因でページの上部もしくは最上部に広告が表示されなかった割合 |
ページ最上部のインプレッション損失率(掲載順位) | |
ページ上部のインプレッション損失率(予算) | ページ上部に表示される可能性のあった回数(※)のうち、予算の低さが原因でページの上部もしくは最上部に広告が表示されなかった割合 |
ページ最上部のインプレッション損失率(予算) |
※「ページ上部に表示される可能性のあった回数」については、上にあるヒント欄を参照してください。
この4つの項目では、上位掲載を逃した原因を特定し対策を検討できます。
掲載順位の低さが原因の場合は広告の品質改善や入札価格の見直しを、予算の低さが原因の場合にはキャンペーン予算(日額)などの見直しをお勧めします。
例:
(5)「ページ上部のインプレッション損失率(掲載順位)」が30%
→ページ上部に表示される可能性のあった回数が80回のとき、掲載順位の低さが原因でページ上部に広告が表示されなかった回数が24回だった。
(6)「ページ最上部のインプレッション損失率(掲載順位)」が25%
→ページ上部に表示される可能性のあった回数が80回のとき、掲載順位の低さが原因でページ最上部に広告が表示されなかった回数が20回だった。
⇒掲載順位を上げることで、ページ上部もしくは最上部への広告表示回数が増える可能性があります。掲載順位を上げるための対策については、以下のページを参照してください。
広告の掲載順位を上げるには
(7)「ページ上部のインプレッション損失率(予算)」が20%
→ページ上部に表示される可能性のあった回数が80回のとき、予算の低さが原因でページ上部に広告が表示されなかった回数が16回だった。
(8)「ページ最上部のインプレッション損失率(予算)」が50%
→ページ上部に表示される可能性のあった回数が80回のとき、予算の低さが原因でページ最上部に広告が表示されなかった回数が40回だった。
⇒検索広告では、キャンペーン予算(日額)に設定した金額の範囲内でキャンペーンのクリック料金がおさまるように、システムが自動的に広告の表示・非表示をコントロールします。そのため、キャンペーン予算(日額)の増額や、当該キャンペーン配下にある広告グループやキーワードの入札価格を見直すことで、本来は表示可能だった機会に広告を掲載できるため、ページ上部もしくは最上部への広告表示回数が増える可能性があります。
キャンペーン予算(日額)について、および広告の非表示についての詳細は、以下のページを参照してください。
検索広告のキャンペーン予算(日額)について
キャンペーン予算(日額)による広告の非表示
- ヒント
- 「インプレッションシェア」と「インプレッション損失率」については、以下のページを参照してください。
- インプレッションシェアとインプレッション損失率について
- ご注意
- 10%以下は「10%」、90%以上は「90%」と概算で数値を表示する場合があります。概算の仕様や有無は、各数値項目によって異なります。
- キャンペーン予算(日額)が原因で「キャンペーンのインプレッション損失率(予算)」が発生した場合、広告グループのインプレッション損失率(掲載順位)は、計測されません。上記の場合、「キャンペーン管理」画面の「広告グループ」のデータ、および「広告グループレポート」において、「広告グループのインプレッション損失率(掲載順位)」の項目は、「0.00」と表記されます。
各指標の確認方法
パフォーマンスデータ、およびパフォーマンスレポートでの各指標の確認方法と、取得できるデータの詳細は以下の通りです。
パフォーマンスデータ
パフォーマンスレポート
取得可能なデータ一覧
パフォーマンスデータ
「キャンペーン管理」画面では、キャンペーン、広告グループなど階層ごとにパフォーマンスデータを確認できます。データの確認の際、以下の機能を使い「ページ上部/最上部への広告掲載に関連する指標」について詳しく把握することが可能です。
・表示項目の編集:一覧画面に表示する項目を編集します。「ページ上部のインプレッション損失率(掲載順位)」など、データを確認する指標にチェックを入れて一覧に追加してください。
操作手順は以下のページを参照してください。
一覧の[表示]ボタンについて
・フィルター特定の条件に該当するキャンペーン、広告グループ、広告、キーワード、検索クエリーなどを一覧で表示する機能です。たとえば、抽出データのしきい値を設定し、その値以上(もしくは以下)に絞った一覧の表示や、特定のキャンペーン名やキャンペーンIDなどに限定した絞り込みが可能です。条件の設定:しきい値などを設定し、データを絞り込んで表示します。
操作手順は以下のページを参照してください。
フィルター機能について
・グラフの設定:選択した指標をグラフで表示します。操作手順は以下のページを参照してください。
グラフの閲覧方法について
・パフォーマンスデータのダウンロード:指定した階層(キャンペーンなど)のパフォーマンスデータをダウンロードします。
操作手順は以下のページを参照してください。
キャンペーン・広告グループ・広告・キーワードのダウンロード方法
パフォーマンスレポート
パフォーマンスレポートでは、「表示項目」で確認する指標にチェックを入れてレポートを作成します。
「ページ上部/最上部への広告掲載に関連する指標」が含まれるレポートの種類は、以下です。
・対象のレポートの種類
キャンペーンレポート
広告グループレポート
広告レポート
キーワードレポート
検索クエリーインターネットユーザーが検索したキーワードのことを「検索クエリー」と呼びます。どのキーワードで広告が引き当てられたかは、検索クエリーレポートで確認できます。レポートを参考に、キーワードのマッチタイプを調整したり、対象外キーワードを設定して不要な語句での広告表示を防いだりすることが可能です。レポート
ページフィード動的検索連動型広告を配信する際に、プロモーション対象となるウェブサイトのURL情報のリストです。
さらに詳しくターゲティングレポート
パフォーマンスレポートの作成手順は、以下のページを参照してください。
パフォーマンスレポートの作成
取得可能なデータ一覧
パフォーマンスデータ、およびパフォーマンスレポートでは、階層によって取得可能なデータが異なります。以下の一覧で空欄の箇所は、該当指標のデータが表示されません。
_ | キャンペーン | 広告グループ | 広告 | キーワード | 検索クエリ | ページフィード |
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インプレッションにおけるページ上部の割合 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
インプレッションにおけるページ最上部の割合 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ページ上部のインプレッションシェア | ○ | ○ | _ | ○ | _ | _ |
ページ最上部のインプレッションシェア | ○ | ○ | _ | ○ | _ | _ |
ページ上部のインプレッション損失率(掲載順位) | ○ | ○ | _ | ○ | _ | _ |
ページ最上部のインプレッション損失率(掲載順位) | ○ | ○ | _ | ○ | _ | _ |
ページ上部のインプレッション損失率(予算) | ○ | ○ | _ | ○ | _ | _ |
ページ最上部のインプレッション損失率(予算) | ○ | ○ | _ | ○ | _ | _ |
- ご注意
- 上記の指標は、データが反映されるまでに1~3日程度かかる場合があります。