自動入札タイプ「コンバージョン単価の目標値」
自動入札タイプ「コンバージョン単価の目標値」は、目標とする平均コンバージョン単価を維持しながら、できるだけ多くのコンバージョンを獲得できるように入札価格を自動的に調整します。詳細は以下のとおりです。
適した目的
入札価格調整の仕組み
ほかの入札設定との併用
制限事項
設定項目適した目的
コンバージョン単価を一定に保ちつつ、コンバージョン数は増やしたい場合に適しています。
- 例
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- コンバージョン単価の目標値が決まっているが、入札価格はある程度自分で調整したい。
- 目標とする顧客獲得単価(CPA)が決まっている。
顧客獲得単価(CPA)の目標値を設定して広告を配信できるので、目標の達成状況を確認しながら広告運用の改善ができます。
入札価格調整の仕組み
- 設定したキャンペーンの過去の情報に基づき、最適なクリック単価を計算します。さらに、端末、ブラウザー、地域、時間帯などのリアルタイム情報を用いて、広告オークションごとに、入札価格制限の範囲内で入札価格を調整します。
- 自動入札を設定した広告グループにのターゲットリストを設定している場合は、ユーザーがターゲットリストに含まれるかを考慮判断し、入札価格を調整します。
- 個別のコンバージョン単価は目標値を上回ったり下回ったりする場合がありますが、全体では設定したコンバージョン単価の目標値と同等になるように調整します。
- コンバージョン単価の目標値はキャンペーンレベルと広告グループレベルで設定可能です。広告グループで目標値を設定しない場合は、キャンペーンで設定した目標値が適用されます。
ほかの入札設定との併用
自動入札タイプ「コンバージョン単価の目標値」とデバイスごとの入札価格調整率を併用している場合、「コンバージョン単価の目標値」の金額に対して調整率が適用されます。デバイス以外のターゲティングに設定された調整率は適用されません(ターゲティング設定自体は有効です)。
制限事項
- 設定には一定の条件を満たす必要があります。詳細は、「自動入札タイプ別の設定条件について」を参照してください。
- OSで「iOS」を指定したアプリダウンロードキャンペーンでは利用できません。
- この入札タイプで自動入札設定を作成してから設定可能になるまで、1日程度かかる場合があります。
設定項目
「コンバージョン単価の目標値」の設定項目は、以下のとおりです。自動入札設定の手順は、「ポートフォリオ入札設定をあらかじめ作成、設定する」を参照してください。
- 自動入札名(必須)
任意の自動入札名を入力します。1つのアカウント内で同じ自動入札名は設定できません。 - コンバージョン単価の目標値(必須)
コンバージョン1件あたりの平均コストの目標金額を入力します。1~800,000円の範囲内で設定します。 - 入札価格の制限
自動入札価格の上限・下限を設定できます。自動入札による最適化の効果を高めるには、上限値・下限値を設定しないことを推奨します。設定できる内容は、以下のとおりです。 - 入札価格の上限
以下のいずれかの項目を選択します。
-入札価格の上限を設定しない(推奨):入札価格の上限値を設定しません。
-入札価格の上限を設定する:入札価格の上限値を1~80,000円の範囲内で設定します。 - 入札価格の下限
以下のいずれかの項目を選択します。
-入札価格の下限を設定しない(推奨):入札価格の下限値を設定しません。
-入札価格の下限を設定する:入札価格の下限値を1~80,000円の範囲内で設定します。