コンバージョン数とすべてのコンバージョン数の違いを教えてください
コンバージョンとは、広告をクリックしてサイトに訪問したユーザーがサイト上で商品の購入や、会員登録、資料請求など、広告主にとって「成果」とみなされる行動をとることをいいます。その成果の数が「コンバージョン数」であり、コンバージョン数には、「コンバージョン数」と「すべてのコンバージョン数」があります。
コンバージョン数は、広告1回のクリックに対して1~90日(任意の計測期間)内に発生したコンバージョンの数です。計測方法で「初回のみ」を選択している場合は、最初に発生したコンバージョンのみがカウントされます。1回の広告クリックに対し複数のコンバージョンが発生しても、2回目以降のコンバージョン数はカウントされません。
例えば、ユーザーがウェブサイトで商品を購入し、コンバージョン測定タグを設置しているサンクスページが表示された場合、「コンバージョン数」は1回カウントされます。その後、同じユーザーが再びサイトに戻りもう1回商品購入を行いサンクスページが表示されても、コンバージョン数は増えません。
- ヒント
- 複数のコンバージョン設定がある場合は、それぞれの設定で初回のコンバージョンがカウントされます。
例えば、サービス別に資料請求Aと資料請求Bのページを用意し、それぞれ別のコンバージョン設定をしていたとします。ユーザーが広告クリック後、双方の資料請求を行った場合は、それぞれのコンバージョンに数値がカウントされます。
一方、計測方法で「毎回」を選択している場合は、同一ブラウザーで複数のサンクスページが表示されると、毎回計測を行います。
コンバージョン数のカウント方法
コンバージョンの設定情報と各指標の数値例
アプリダウンロードキャンペーンの場合
コンバージョン数のカウント方法
- ご注意
- 自動入札への利用「しない」を選択している場合、「コンバージョン数」の項目には数値が計上されません。
すべてのコンバージョン数は、広告1回のクリックに対して1~90日(任意の計測期間)内に発生したコンバージョンをすべてカウントします。
「コンバージョン数」は自動入札に利用される指標であるため、「コンバージョン数」と「すべてのコンバージョン数」の違いは、自動入札への利用の有無で異なります。
- 自動入札への利用「する」を選択している場合:コンバージョン数およびすべてのコンバージョン数において数値がカウントされます。
- 自動入札への利用「しない」を選択している場合:コンバージョン数では数値はカウントされませんが、すべてのコンバージョンでは数値がカウントされます。
- ご注意
- 「計測方法」の初期設定値は「毎回」です。2016年11月24日にコンバージョン測定に追加された「計測方法」で「初回のみ」を設定した場合でも、11月23日以前の「コンバージョン数」および「すべてのコンバージョン数」に表示される数値は「毎回」として計測された数値です。
以下の設定情報と各指標の数値例を参考に、コンバージョンの設定を行ってください。
コンバージョンの設定情報と各指標の数値例
例:
「1コンバージョンあたりの価値」が500円で、同一ブラウザーから5回コンバージョンがあったとき
自動入札への利用 | 計測方法 | 各指標 |
---|---|---|
利用する | 初回のみ | ・コンバージョン数:1 ・すべてのコンバージョン数:1 ・コンバージョンの価値:500円 ・すべてのコンバージョンの価値:500円 |
利用する | 毎回 | ・コンバージョン数:5 ・すべてのコンバージョン数:5 ・コンバージョンの価値:2500円 ・すべてのコンバージョンの価値:2500円 |
利用しない | 初回のみ | ・コンバージョン数:0 ・すべてのコンバージョン数:1 ・コンバージョンの価値:0円 ・すべてのコンバージョンの価値:500円 |
利用しない | 毎回 | ・コンバージョン数:0 ・すべてのコンバージョン数:5 ・コンバージョンの価値:0円 ・すべてのコンバージョンの価値:2500円 |
アプリダウンロードキャンペーンの場合
アプリダウンロードキャンペーンの場合、コンバージョン数は標準キャンペーンのコンバージョン数と同様にカウントされますが、すべてのコンバージョン数は測定タイミングによりカウント方法が異なります。
測定タイミングが「アプリダウンロード」または「アプリ初回起動」の場合、1回の広告クリックに対して、コンバージョン設定ごとに1回のみコンバージョンをカウントします。
「アプリ内ユーザー行動」の場合は、アプリ内で何らかの「成果」となる行動があった際、1回のクリックに対し1~90日(任意の計測期間)内に発生したコンバージョンを、コンバージョン設定ごとにすべてカウントします。