オーディエンスカテゴリーターゲティング
ディスプレイ広告(YDN)の「インタレストカテゴリーターゲティング」に代わり、ディスプレイ広告(運用型)では、新たに「オーディエンスカテゴリーターゲティング」を提供します。
- ヒント
- YDNのキャンペーンを運用型形式のキャンペーンに変換すると、設定済みのインタレストカテゴリーに類似したオーディエンスカテゴリーが自動で設定されます。
YDNキャンペーンの変換については「YDNのキャンペーンをディスプレイ広告(運用型)の形式に変換する」を参照してください。
オーディエンスカテゴリーターゲティングとは
オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定、編集
効果的なオーディエンスカテゴリーを選択するには
オーディエンスカテゴリーターゲティングとは
「オーディエンスカテゴリーターゲティング」は、特定のカテゴリーに興味・関心を持つインターネットユーザーや、特定の属性を持つユーザー、ライフイベントを迎えるユーザー層に対して広告を配信するターゲティング機能です。
オーディエンスカテゴリーには3つの「カテゴリータイプ」があり、それぞれ複数の「オーディエンスカテゴリー」に分かれます。
カテゴリータイプについて
オーディエンスカテゴリーターゲティングでは、「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」の3つのカテゴリータイプからターゲティング対象とするオーディエンスカテゴリーを選択します。
各カテゴリータイプの詳細は以下のとおりです。
- 興味関心:商品やサービスに興味関心を示しているユーザー(潜在層)に対して広告を配信します。潜在顧客の集客、ブランド認知を目的とするカテゴリータイプです。
- 購買意向:商品の検索やカートに入れるなどの購買検討を行っているユーザー、もしくは旅行や結婚などの計画を立てているユーザー(顕在層)に対して広告を配信します。見込み顧客へのアプローチを目的とするカテゴリータイプです。
- 属性・ライフイベント:家族構成や年収、学歴や仕事など特定の属性を持っているユーザー、もしくは就職や結婚などのライフイベントを迎えるユーザーに対して広告を配信します。属性やライフイベントでの絞り込みを目的とするカテゴリータイプです。
オーディエンスカテゴリーについて
カテゴリータイプは、それぞれ複数のオーディエンスカテゴリーに細分化されます。例えば、「ショッピング」「旅行」「食品、飲料」などです。
オーディエンスカテゴリーは、カテゴリータイプをまたいで複数設定可能です。設定上限数はありません。なお、各オーディエンスカテゴリー間の結合条件は「OR」です。
カテゴリータイプをまたいでオーディエンスカテゴリーを設定した場合の広告配信例は、以下のとおりです。
- 例
- 興味関心カテゴリー配下の「ショッピング」と、購買意向カテゴリー配下の「食品、飲料」を設定した場合、該当食品に興味関心を持つユーザー「または」該当食品をカートに入れているユーザーなどに対して広告が配信されます。
オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定、編集
オーディエンスカテゴリーターゲティングは、新規広告グループ作成時に設定するか、作成済みの広告グループに設定します。設定内容は後から編集可能です。
- ヒント
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- オーディエンスカテゴリーターゲティングは、Yahoo!広告 ディスプレイ広告の広告管理ツールでのみ設定・編集できます。YDNの広告管理ツールでは設定および編集はできませんのでご注意ください。
- ディスプレイ広告の広告管理ツールでは、新規キャンペーン作成と同時に新規広告グループおよび広告の作成ができます。
新規キャンペーンの作成から開始する場合、サイドメニュー(設定項目)で「キャンペーン」を選択し、「キャンペーン作成」ボタンを押してください。
新規キャンペーン作成の詳細は、以下のページを参照してください。
キャンペーンを作成する
すでに作成済みのキャンペーン配下に新規広告グループを作成する場合は「広告グループ」を選択し、「広告グループ作成」ボタンを押してください。
広告グループ作成の詳細は、以下のページを参照してください。
広告グループを作成する
オーディエンスカテゴリーターゲティングを設定する方法は2通りあります。どちらの手順でも設定が可能です。
オーディエンスカテゴリーターゲティング一覧画面の「編集」から広告グループを選択して設定する
広告グループ作成画面または広告グループ設定画面から設定・編集する
オーディエンスカテゴリーターゲティング一覧画面の「編集」から広告グループを選択して設定する
広告グループ作成画面または広告グループ設定画面から設定・編集する
効果的なオーディエンスカテゴリーを選択するには
パフォーマンスレポートでは、オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定有無にかかわらず、オーディエンスカテゴリーごとの実績値が表示されます。どのようなオーディエンスに広告が配信され、クリックや動画再生が発生しているかを確認し、ターゲティング設定に活かせます。
オーディエンスカテゴリーごとのデータを見るには、パフォーマンスレポートのテンプレート作成時に「基本項目」の「設定項目」内、「基本」の中にある「オーディエンスカテゴリー名」を追加します。
テンプレート作成の手順は、以下のヘルプを参照してください。
パフォーマンスレポート・テンプレートの作成
- ご注意
- 1人のインターネットユーザーにつき複数のオーディエンスカテゴリーが設定されている場合があります。複数のカテゴリーを設定されているユーザーが1回の広告閲覧を行うと、設定されているカテゴリーのうち、最大3つのカテゴリーに対してインプレッションなどの実績値が加算されます。
そのため、オーディエンスカテゴリー単位のパフォーマンスレポート、およびオーディエンスカテゴリー一覧画面のパフォーマンスデータにおける実績値(インプレッション数、クリック数、コンバージョン数など)の合計は、その他のパフォーマンスレポートおよびパフォーマンスデータと一致しない場合があります。