一覧画面の表示項目を編集する
キャンペーンや広告などの一覧画面において、一覧に表示する項目の選択や並び替えができます。また一部の一覧画面では任意の計算式を設定したカスタム指標の追加も可能です。
表示項目の選択、並び替えを行う
操作手順
- 広告管理ツールの左サイドメニューで、一覧に表示する項目を選択します。
- 「表示項目」ボタンを押し、「表示項目の編集」をクリックします。
- 表示項目の編集画面が表示されます。
(1)表示項目・並び順を初期化
表示項目と項目の並び順を初期状態に戻します。
(2)表示項目の選択
一覧に表示する項目にチェックを入れます。
(3)選択済み項目の表示
(2)で選択した項の一覧が表示されます。項目名をドラッグ&ドロップして、項目の並び順を変更できます。
(4)「一番上に移動」アイコン
(3)の一覧に表示されている項目をマウスオーバーすると、アイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、該当の項目を一覧の一番上に移動できます。
(5)表示項目設定を保存
編集した表示項目設定に名前を付けて保存できます。「表示項目設定を保存」にチェックを入れて、テキストボックスに設定を保存する名称を入力してください。
- ヒント
- 表示項目設定はログイン中のYahoo! JAPANビジネスIDYahoo! JAPANが提供する企業向けのサービスやツールを利用するためのIDです。Yahoo!広告でもYahoo! JAPANビジネスIDを利用し、広告管理ツールへのログインなどを行います。単位で保存されます。
- 同一画面に対し保存できる表示項目設定は10件までです。
- 「適用」ボタンを押すと編集内容が一覧画面に反映されます。
- ヒント
- 一覧画面でも、ドラッグアンドドロップで表示項目の並び替えができます。
- 項目の上部にマウスカーソルを置くと、青色のラインが表示されます。その状態でドラッグできます。
- マウスカーソルを置いても青色のラインが表示されない項目は、並び替えできません。
- 一覧画面上で並び替えを行った後、表示項目の編集画面を開くと、一覧画面の並び順が反映されています。
- 並び替え中(ドラッグ中)は、テーブルの項目が一時非表示になります。
カスタム指標を追加する
操作手順
- 広告管理ツールの左サイドメニューで、一覧に表示する項目を選択します。
- ヒント
- カスタム指標は以下の項目一覧で追加できます。
- キャンペーン一覧
- 広告グループ一覧
- 広告一覧
- 「表示項目」ボタンを押し、「表示項目の編集」をクリックします。
- 表示項目の編集画面が表示されます。
- 画面左側の「カスタム指標」項目の下に表示されている「カスタム指標を追加」ボタンを押します。
- カスタム指標の追加画面が表示されます。
(1)カスタム指標名
カスタム指標の名称を入力します。一覧画面の項目名として表示される名称です。
(2)説明
カスタム指標の説明を入力します。
(3)計算式
カスタム指標の計算式を入力します。
・「パフォーマンスデータの指標を選択」:計算式で使用するパフォーマンスデータの指標を入力欄に追加できます。
・「+」「-」「×」「÷」「(」「)」:計算式で使用する演算子や括弧を追加できます。(4)データ形式
- ヒント
- 任意の数値や演算子、かっこは入力欄に直接入力も可能です。
- パフォーマンスデータの指標は最大5個まで選択できます。
- 計算式には最大500文字まで入力できます。
- 以下の指標を計算式に追加した場合、項目名をクリックすると計算式で使用するコンバージョン名(コンバージョン設定の名称)を指定できます。
- コンバージョン数
- クロスデバイスコンバージョン数
- ビュースルーコンバージョン数
- コンバージョン数(全て)
- コンバージョン数(クリック経由)
(3)の計算式で算出する指標のデータ形式を選択します。
・金額:小数点第一位で四捨五入、整数で表示
・割合、数値:小数点第三位で四捨五入、小数点第二位まで表示- 「作成」ボタンを押すと、カスタム指標が追加されます。
追加したカスタム指標を一覧画面に追加する場合は「表示項目の選択、並び替えを行う」を参照してください。
- ヒント
- 追加したカスタム指標を編集、削除する場合は、項目をマウスオーバーすると表示されるアイコンをクリックしてください。
- 鉛筆型のアイコン:カスタム指標の編集画面が表示されます。
- ゴミ箱型のアイコン:カスタム指標を削除します。
- カスタム指標は広告アカウント単位で作成されます。1つの広告アカウントにつき20件まで作成可能です。
カスタム指標の表示について
一覧画面でのカスタム指標の表示については、以下の点にご注意ください。
- カスタム指標の合計行には、計算式で使用されている指標ごとの合計値による計算結果が表示されます。
- 例
- カスタム指標の計算式が「クリック数広告掲載面に表示された広告がクリックされた回数のことです。÷インプレッション数広告が表示された回数を指します。広告が4回表示された場合、インプレッション数は「4」です。×100」の場合、「合計」行には以下の計算結果が表示されます。
(クリック数の合計値)÷(インプレッション数の合計値)×100
- 表示中の広告アカウント以外で作成されたカスタム指標は表示されません。
- カスタム指標は一覧画面での以下の表示には対応していません。
- グラフ表示
- 2期間選択表示
- 分割表示
- 0除算(ある数字を0で割り算すること)などにより計算結果がエラーとなった場合は、値が「-(ハイフン)」で表示されます。
- 計算結果が126桁を超える値が含まれる場合はエラーとなり、一覧に値が表示されなくなります(カスタム指標以外の項目も非表示の対象となります)。
カスタム指標の利用イメージ
パターン1:コストと手数料(20%)の合計金額を確認する
「コスト」に「1.2」を掛け合わせて、手数料込みの合計金額を算出します。
- 計算式
- 「コスト」× 1.2
パターン2:「購入」のコンバージョン数のみを確認する
「コンバージョン数」を追加し、コンバージョン名「購入」を指定することで、「購入」のコンバージョン数のみを算出します。
※作成済みのコンバージョン設定は以下のとおり
- 購入
- 問い合わせ
- 入力フォームへのアクセス
- 資料請求
- 見積もり依頼
- 計算式
- 「コンバージョン数:購入」
パターン3:お問い合わせフォーム到達後の離脱率を確認する
「お問い合わせフォーム到達」のコンバージョン数に対する「お問い合わせ完了」のコンバージョン数の割合を算出し、1より差し引くことで、お問い合わせフォーム到達後の離脱率を算出します。
※作成済みのコンバージョン設定は以下のとおり
- お問い合わせフォーム到達
- お問い合わせ完了
- 計算式
- 1-「コンバージョン数:お問い合わせ完了」÷「コンバージョン数:お問い合わせフォーム到達」