広告形式「最終リンク先URL形式」について
本ヘルプではディスプレイ広告の広告形式「最終リンク先URLユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページのURLです。形式」と「リンク先URL形式」の違いや、最終リンク先URL形式を利用する場合のユースケース等をご紹介します。
広告形式について
各種URL項目の設定例(新旧比較)
上位階層に設定されたURL項目の適用について(運用型のみ)広告形式について
ディスプレイ広告には以下の2種類の広告形式があります。
最終リンク先URL形式(新形式)
ユーザーが広告をクリックし、最終的に表示されるページのURLを最終リンク先URLとして設定する広告形式です。最終リンク先URLとは別に、トラッキング用のURLやスマートフォン向けURL、カスタムパラメータの設定も可能です。
広告の作成、および編集時は最終リンク先URL形式のみが選択できます。最終リンク先URL形式で設定するURL項目については以下をご確認ください。
最終リンク先URL
ユーザーが広告をクリックし、最終的に表示されるページのURLを設定します。
設定必須の項目です。
- 設定可能な階層
- 広告
スマートフォン向けURL
ユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページが、PCとスマートフォンで異なる場合にスマートフォン向けのページのURLを設定する項目です。
- ヒント
- 以下のいずれかに該当する場合は設定できません。
- キャンペーン目的が「アプリ訴求」
- 広告タイプが「予約型専用広告」
- 設定可能な階層
- 広告
表示URL
広告の一部として表示されるURLです。
最終リンク先URLから自動で生成され、広告に設定されます。
トラッキングURL
広告効果をトラッキングする場合に、広告効果測定用のURLを設定する項目です。トラッキングを実施しない場合は設定不要です。
- ヒント
- 運用型でアカウント、キャンペーン、広告グループにトラッキングURLを設定する場合は、「{lpurl}」を含める必要があります。
「{lpurl}」については「トラッキング用パラメータについて」を参照してください。
- ご注意
- 審査時にトラッキングURLからリンク先に正しく遷移できない場合は、否認となる可能性があります。
- トラッキングURLに個別のパラメータが付与されていても、遷移先のページ内容が最終リンク先URLのページ内容と一致していれば、入稿上は問題ありません。
- 運用型の場合は以下についてもご確認ください。
- どの階層でトラッキングURLを設定した場合でも、事後審査が行われます。
- 上位階層のトラッキングURLに不備があると、その配下の広告全てが審査で否認となる場合があります。
- 審査のタイミングなどにより、上位階層に設定したトラッキングURLとその配下の入稿アイテムの審査結果が異なる場合があります。
- 上位階層のトラッキングURLが審査で承認された場合でも、配下の広告が弊社ガイドラインに抵触している場合は、審査で否認となります。
- 設定可能な階層
広告
※以下は運用型のみ設定可能
アカウント
キャンペーン
広告グループ
上位階層に設定した場合の注意点については「上位階層に設定されたURL項目の適用について(運用型のみ)」を参照してください。
カスタムパラメータ
最終リンク先URLやトラッキングURLなどに、トラッキングのための識別情報など任意の文字列を設定する項目です。トラッキングを実施しない場合は設定不要です。
- ヒント
- キャンペーン目的「商品リスト訴求」の場合、カスタムパラメータは以下のURLにのみ有効です。
- 最終リンク先URL(ロゴ)
- スマートフォン向けURL(ロゴ)
- トラッキングURL
- カスタムパラメータの入力形式
- {_key}=value
- key:パラメータの名称を入力します。
- value:パラメータの値を入力します。
- 設定可能な階層
広告
※以下は運用型のみ設定可能
キャンペーン
広告グループ
上位階層に設定した場合の注意点については「上位階層に設定されたURL項目の適用について(運用型のみ)」を参照してください。
- ヒント
- 広告掲載にあたり、以下のURLのドメインは一致している必要があります。
- 最終リンク先URL
- スマートフォン向けURL
- 表示URLタイトル、説明文と一緒に広告として表示されるURLのことです。
- ユーザーが広告をクリックした際に表示されるページのURL
- 広告管理ツールでは、設定した最終リンク先URL、およびトラッキングURLがリンク先に正しく遷移するか、また最終リンク先URLとトラッキングURLの遷移先が一致しているかなどをチェックできるテスト機能をご用意しています。詳細は「最終リンク先URL・トラッキングURLのテスト機能を利用する」を参照してください。
- 広告掲載にあたり、以下のURLのドメインは一致している必要があります。
リンク先URL形式(旧形式)
2021年10月以前より提供されていた広告形式です。
ユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページのURLをリンク先URLとして設定します。
- ご注意
- ディスプレイ広告(運用型)の場合、広告の作成、編集時は旧形式の選択はできません。また、2022年10月末に旧形式の提供は終了する予定のため、お早めに最終リンク先URL形式への移行をお願いいたします。
新形式への変換機能については以下を参照してください。- 1つのアカウント配下にあるキャンペーンや広告などの入稿アイテムに対して変換を行う場合
広告を最終リンク先URL形式に変換する - 複数アカウント配下の広告をまとめて変換する場合
広告を最終リンク先URL形式に変換する(アカウント指定)
- 1つのアカウント配下にあるキャンペーンや広告などの入稿アイテムに対して変換を行う場合
- ディスプレイ広告(予約型)の場合、2022年2月7日以前に作成済みの広告は旧形式のままご利用いただけます。ただし、広告の編集を行う場合は新形式への変更が必要です。
- ディスプレイ広告(運用型)の場合、広告の作成、編集時は旧形式の選択はできません。また、2022年10月末に旧形式の提供は終了する予定のため、お早めに最終リンク先URL形式への移行をお願いいたします。
旧形式で設定するURL項目については以下をご確認ください。
リンク先URL
ユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページのURLを設定します。
- 設定可能な階層
- 広告
表示URL
広告の一部として表示されるURLです。旧形式の場合は自動生成されないため、入力が必要です。
- 設定可能な階層
- 広告
各種URL項目の設定例(新旧比較)
リンク先URL形式の広告を最終リンク先URL形式に変換した場合の各種URL項目の設定例は、以下のとおりです。
※設定例はあくまで一例です。
パターン1
- 以下のような広告を設定する場合の設定例
- 広告に設定されるURL:https://example.com
最終的に表示されるページのURL:https://example.com
→広告に設定されるURLと、広告をクリックして最終的に表示されるページのURLのドメインは一致している。
(設定詳細)- リダイレクト:なし
- パラメータ付与:なし
- スマートフォン向けページ:PCと共通
_ | リンク先URL形式 | 最終リンク先URL形式 |
---|---|---|
リンク先URL | https://example.com | (設定不可) |
表示URL | example.com | example.com ※最終リンク先URLから自動生成されます。 |
最終リンク先URL | (設定不可) | https://example.com |
スマートフォン向けURL | (設定不可) | (設定なし) |
トラッキングURL | (設定不可) | (設定なし) |
カスタムパラメータ | (設定不可) | (設定なし) |
パターン2
- 以下のような広告を設定する場合の設定例
- 広告に設定されるURL:https://example.com?param=1
最終的に表示されるページのURL:https://example.com
→広告に設定されるURLと、広告をクリックして最終的に表示されるページのURLのドメインは一致している。
(設定詳細)- リダイレクト:なし
- パラメータ付与:あり
- スマートフォン向けページ:PCと共通
_ | リンク先URL形式 | 最終リンク先URL形式 |
---|---|---|
リンク先URL | https://example.com ?param=1 | (設定不可) |
表示URL | example.com | example.com ※最終リンク先URLから自動生成されます。 |
最終リンク先URL | (設定不可) | https://example.com? param=1 |
スマートフォン向けURL | (設定不可) | (設定なし) |
トラッキングURL | (設定不可) | (設定なし) |
カスタムパラメータ | (設定不可) | (設定なし) |
パターン3
- 以下のような広告を設定する場合の設定例
- 広告に設定されるURL(広告効果測定用URL):https://tracking.example.com
最終的に表示されるページのURL:https://example.com
→広告に設定されているURLと、広告をクリックして最終的に表示されるページのURLのドメインは一致していない。
(設定詳細) - リダイレクト:あり
- パラメータ付与:なし
- スマートフォン向けページ:PCと共通
_ | リンク先URL形式 | 最終リンク先URL形式 |
---|---|---|
リンク先URL | https://tracking.example.com | (設定不可) |
表示URL | example.com | example.com ※最終リンク先URLから自動生成されます。 |
最終リンク先URL | (設定不可) | https://example.com |
スマートフォン向けURL | (設定不可) | (設定なし) |
トラッキングURL | (設定不可) | https://tracking.example.com |
カスタムパラメータ | (設定不可) | (設定なし) |
パターン4
- 以下のような広告を設定する場合の設定例
- 広告に設定されるURL(広告効果測定用URL):https://tracking.example.com?param=1
最終的に表示されるページのURL:https://example.com
→広告に設定されているURLと、広告をクリックして最終的に表示されるページのURLのドメインは一致していない。 - (設定詳細)
- リダイレクト:あり
- パラメータ付与:あり
- スマートフォン向けページ:PCと共通
_ | リンク先URL形式 | 最終リンク先URL形式 |
---|---|---|
リンク先URL | https://tracking.example.com? param=1 | (設定不可) |
表示URL | example.com | example.com ※最終リンク先URLから自動生成されます。 |
最終リンク先URL | (設定不可) | https://example.com |
スマートフォン向けURL | (設定不可) | (設定なし) |
トラッキングURL | (設定不可) | https://tracking.example.com? param=1 |
カスタムパラメータ | (設定不可) | (設定なし) |
上位階層に設定されたURL項目の適用について(運用型のみ)
ディスプレイ広告(運用型)で最終リンク先URL形式を選択した場合、広告以外の上位階層(アカウント・キャンペーン・広告グループ)でもトラッキングURL、カスタムパラメータの項目が設定できます。
上位階層で設定されたURL項目は、その下位にある階層全てに適用されます。
ただし、上位階層に設定がある場合でも、下位階層に同じURL項目の設定があればそちらが優先して適用されます。
- ヒント
- 広告の上位階層(アカウント・キャンペーン・広告グループ)でトラッキングURL、カスタムパラメータを設定した場合も審査が実施されます。上位階層で設定した内容が適用された状態で、ドメインの不一致やリンク切れなどが発生し、審査で否認となった場合は配信停止になる可能性があります。
上位階層にトラッキングURLを設定した場合の審査については「トラッキングURLと各種パラメータについて」>「トラッキングURL」を参照してください。 - キャンペーン目的「商品リスト訴求」の場合、以下の項目にはアカウント、キャンペーン、広告グループ、広告で設定した内容は適用されません。
<データフィード>
・Tracking URL(トラッキングURL)
・Final URL(最終リンク先URL)
・Smartphone final URL(スマートフォン向けURL)
・Image URL(商品画像URL)
<広告>
・リンク先URL(キャンペーンバナー)
- 広告の上位階層(アカウント・キャンペーン・広告グループ)でトラッキングURL、カスタムパラメータを設定した場合も審査が実施されます。上位階層で設定した内容が適用された状態で、ドメインの不一致やリンク切れなどが発生し、審査で否認となった場合は配信停止になる可能性があります。